FXで稼いでる人は、買い時の通貨をどうやって見つけてるの?

これからFXを始めようと、書籍を読んだり、ネットで調べたりしていると、色んな通貨ペアの話が出て、色々と参考になるチャートが出てくるけど、それぞれ時間軸が違ってたりとわかりにくいですよね。

と言っても、良く比較される株の場合は、日経平均という225種類と比べると、FXの通貨ペアはそこまで多くないので、買い時の通貨は、見つけ易いと思います。

ただし、株と違ってFXは値幅制限が無いので、ストップ高、ストップ安という概念はなく、PBR(1株当たりの純資産)的な概念もないので、買い時の通貨を見分けるポイントはかなり異なってきます。

このページでは、FXで買い時の通貨ペアを見つける大事な4つのポイントを説明したいと思います。

円高だから買い時は間違い!

「1ドル105円は円高ですか?」

「1ドル120円は円高ですか?」

恐らく、多くの初心者の方が105円は円高だと思うけど、120円は円安なのではと答えられるのではないでしょうか。

ですが、「なぜ円高、円安と思ったのか?」その根拠を正確に答えれる人は、ほとんどいないでしょう。

なぜなら、「何となく」という値頃感で判断しているからです。

そういう僕も1ドル100円台になったときは、そう簡単には100円を割ることはないんじゃないかと買いからのトレードをしてました。

さすがに上値が重かったので、少ない利益での決済をしてましたが。

そして、あっさり、100円割って90円台どころか、70円台にまで円高は進み、そこからアベノミクスに乗って、1ドル100円、110円、120円台、そして1ドル125円と一気に円安が進みました。

つまりFXに値頃感というのは無く、行くときはとことん円高になりますし、もう上がらないだろうと思ってもドンドン円安に動いたりします。

だから、FXに値頃感はありませんので、絶対にレートを見て円高になってるから、そろそろ買いとかっていうのは無謀でしかありませんので、そんなトレードは絶対してはいけます。

つまり、買ってよい通貨というのは、「今、円安になってきている通貨」が答えとなります。

その答えをより正確に把握するために、しっかりとチャートを見て、トレンドを見極める必要があります。

通貨ペアごとの特徴を知る!

ほとんどのFX会社で、20種類程度の通貨ペアでトレードが出来ます。

その中から、買い時の通貨を見つけだすわけですが、同時に20種類の通貨ペアごとのチャートを見ることはできませんし、効率も悪いのでいくつかに絞って、そのチャートをしっかり見るというのが、一番良い方法です。

僕の場合は、
・ドル円
・ユーロ円
・ユーロドル
そしてたまに
・ポンド円
の4つの通貨ペアに絞りこんでトレードをしてます。

そして、この4つの通貨はそれぞれ特徴があり、FXで稼ぐなら自分がトレードする通貨ペアの特徴は押さえて起きたいところです。

ちなみに、
ドル円・・・動きは一番安定していて、各社ともスプレッドが一番小さく、日本では一番人気の通貨ペアです。

ユーロ円・・・ドル円の次に安定していて、スプレッドも小さく、こちらも人気の通貨ペアです。

ユーロドル・・・世界で一番流通量の多い通過ペアなので、値動きがあり、動きだしたら一方的に動くという特徴があります。トレンドに乗ったら大きく利益が狙える通貨ペアですね。

ポンド円・・・ユーロドル以上に値動きが激しいため、デイトレードでも一回で1円ほどの利幅が取れることも頻繁にあります。
ただし、若干、スプレッドが広くレートがそもそも高いので取引証拠金も前述の3通貨と比べると多く必要となってきます。

FX初心者であれば、まずはドル円・ユーロ円でFXに慣れ、勝てるようになってからユーロドル、ポンド円などのボラビリティの高い通過に移るほうがよいでしょう。

初心者は身だけを食べる!

負けてる時など、特に、一回で大きく取り返してやろうという心理が働き逆張りして、トレンドの初動を取ろうとする人が意外と多いです。

ですが、トレンドの初動なんて、後で振り返ってこそ、あそこが初動だったとわかりますが、初心者が初動を狙って取るなんてリスクが高すぎるので、やってはいけません。

格言で、「頭と尻尾はくれてやれ!」と良く言いますが、まさにそのとおりで、一回始まったトレードは簡単には終わりませんので、初動を取るより、トレンドが発生している中で押し目を見つけ出し、いわゆる押し目買いの順張りトレードが一番勝てるトレードです。
もちろん、利益を多く取れますし。

FXは、自分が勝てるパターンが来るまで待つことが非常に大事です。
僕たちは、人様のお金を預かって運用しているトレーダーではないので、
これは勝てるという必勝の買い時がくるまで待つことだ一番大事です。

それを待てない人が、値頃感でトレードをしてしまい、大損しているのです。

□ポイント1 押し目買いで順張り
□ポイント2 デイトレードで見るチャート
□ポイント3 長いものに巻かれてブレイク
□ポイント4 決済ポイント